『リュー ド パッシー』@スイーツフォレスト

YOUKO2005-08-07


スイーツフォレスト3つ目の目的は『リュー ド パッシー』です。前の2つを軽く(?)しておいたので、ケーキを2ついただくことにしました。

手前が「バナマンゴー」、奥が「エクレールショコラスペシャル」です。

「バナマンゴー」はその名の通り、バナナとマンゴーのムースで、スイーツフォレスト限定ケーキだそうです。少し酸味を効かせた軽いバナナムースで、上にはマンゴとバナナとフランボワーズのゼリー寄せが乗っています。中には薄く3層のマンゴーゼリーが入り、思ったよりあっさりしています。

エクレールショコラスペシャル」はシュー皮もクリームもチョコのスペシャルエクレア。クリームは甘さは押さえていますがガナッシュのように濃厚です。上の蓋をたて半分に切って食べやすい形になっていました。

『リュー ド パッシー』は結構しっかりした味のケーキだったので、さすがにお腹がいっぱいです。今回のスイーツフォレスト探訪は、これにて終了。

『ミキシンミクスリーム』@スイーツフォレスト

YOUKO2005-08-06

スイーツフォレストへ出かけたのは、『ミキシンミクスリーム』のアイスが食べてみたかったから。普段はあまりアイスは食べないのですが、ケーキのようなアイスと聞いて、試してみたくなりました。

こちらのお店では、アイスと2種類の具(?)を、マイナス20度の大理石の上で混ぜ合わせてオリジナルのアイスに仕上げてくれます。でも50種類もある素材を組み合わせるのは大変という人には、「ショートケーキ」や「アップルパイ」などすでに組み合わせたものも用意されています。

お店はスイーツフォレストの一番入り口にあり、人だかりができています。でも、みんなどれにするか迷ってしまい遠巻きに眺めるばかりで、それほどの列はできていません。
私もさんざん迷った末「パンプキンプリンタルト」を頼むことにして、列に並びます。

こちらのアイスは全ての素材を完全に混ぜ合わすような物を想像していたのですが、実際には大きく砕いたタルトレット(市販のタルトレットのカップでした)をカボチャペーストとアイスで軽く和える感じです。10回合わせるかどうかで出来上がり。あとはカップに盛ってカラメルソースをかけてもらって完成です。

お味は甘く冷たく、素材の味も生きていて、大きなタルトがザクザクと歯ごたえを加え、アイスパンプキンタルトを食べているよう。夏向きケーキ風アイスです。暑い季節にはちょうどいい冷たさです。

ただ、ちょっと辛口のことを言わせてもらえば、出来上がるまで時間がかかりすぎているようです。2人で作っていたのですが、1人はまだ新人さんなのか手際がいまいち。また列ができていて急いでいるのは分かるのですが、ミックスする大理石の上には、前に混ぜたアイスが残ったままで次を作っていたりします。

それに、作る人とお金を受け取る人が同じでは、効率的にも衛生的にも少しよろしくないのではないでしょうか。

同様のパフォーマンスをするお店も続々進出してきているので、これからががんばり所のアイスクリーム屋さんですね。

カカオドリンク@スイーツフォレスト

YOUKO2005-08-05


8月は暑くてケーキの持ち歩きには不向きです。そこで、今月は持ち帰りではなく、食べ歩きポイントを置くことにして、今日はスイーツフォレストに行ってみることにしました。

先日食べた『オリジーンヌ・カカオ』も気になったのですが、他に食べてみたい物があったので、今回はこちらでしか飲めないというスペシャルカカオドリンク(600円)をいただいてきました。ちなみにこれは、ココアやチョコレートではなくカカオの実のジュースです。

お店の人によると、生のカカオはトロピカルフルーツだそう。少々待たされた出てきたそれは、クリーム色でねっとりとして、想像とは違っています。氷が2〜3個ごろんと入っていて、その回りから徐々に冷えていきます。

味は、まったくカカオの味などではなく、甘さと酸味のある、まさにトロピカルな味と香り。これを出されてカカオのジュースと分かる人はいないのではないでしょうか。ぽってりとしてカカオの皮か黒い粒々の見え重そうなのですが、冷やされていくと爽やかな飲み物です。

なかなか貴重な体験をさせてもらったという感じの飲み物でした。

『オリジーンヌ・カカオ』@渋谷東急

YOUKO2005-08-03


怒濤のように忙しい7月が過ぎ、やっと一息。早速美味しいケーキでも(6、7月も実は結構食べてはいたのですが)、と思ったのですがひどい暑さです。
涼しくて、持ち帰りがしやすいところ…、それはやはりデパ地下でしょう。渋谷東急のフードショーがリニューアルしたと聞いていたので、行ってみることにしました。

レトルダムールやタカギのアイスも魅力的でしたが、なぜかこってりしたものが食べたくて、オリジーンヌ・カカオのチョコ系のケーキを選びました。

モンブランの「プレパ」、チョコムースの「クレームショコラ」、変わりシューの「カスケット」、チョコプリンの「クレミュー」。濃いめの取り合わせです。

全体にしっかりした甘さはあるのですが、組み合わせや食感で軽さを出しているようです。夏ということもあり、調整しているのでしょうか。

こちらの本店にはスイーツフォレストに行った際に何度かのぞいているのですが、なぜかお休みに当たる確率が高く、まケーキを食べたことがありませんでした。もう少し涼しくなったなら、今回はくずれそうであきらめたムース系の濃そうなものを食べてみたいと思いました。

『ル・ジャルダン・ブルー』@伊勢丹

YOUKO2005-06-21

『デセール ア ラ モード』の陰に隠れて(?)、「マ・パティスリー」に『ル・ジャルダン・ブルー』と『メゾン グラス アンジュ』が出店していました。
デザートはいろいろ堪能したので、何度も行ってみたいのだけれど、遠くてなかなか行けないお店『ル・ジャルダン・ブルー』のケーキを買って帰りました。
以前に食べたキャラメルノアやマンジャリもおいしそうだったのですが、今回は違う物をと選んでみました。手前から「パリブレストキャラメル」、「モンブラン」、「マルガッシュ」、「タルトカフェ」となっています。なぜか茶色いケーキばかりですね。
以前にも書いたのですが、バランスとまとまりのよい味わい。チョコを使っても、栗を使っても重さと軽さの比重がうまく取れていて、変に飛び出すところがありません。デザインもすっきり洒落ていて、金粉やナッツの使い方に工夫を感じさせられます。
今回の中では「タルトカフェ」が結構気に入りました。少し厚めのサクサクタルトの中にコーヒー風味のホワイトチョコレートガナッシュ。練乳ミルクコーヒーのような(ちょっと違うかな〜)優しい味で、上にたっぷり絞られたクリームを合わせると、ますますまろやか。
今回はスペースの関係か、バラの焼き菓子がなかったのが残念でしたが、ショコラマカダミアは1こ売りがあったので、これも1つ買って帰りました。
ここの袋を持って『デセール〜』の会場で、大森由紀子さんのマカロンを買ったところ、売っている方に「ケーキお好きですか?そのお店のケーキ、おいしいですよね」と声をかけられました。ふと、お店の方の名札を見ると「大森」…、って、この方…?この日はトークショーはなかったと思うのですが、あとで写真を見るとやっぱり「大森」さんだったみたい…?
あ〜、それにしてもここんとこ甘いものの食べ過ぎですね。

まだまだ『デセール ア ラ モード』〜『レストラン フウ』のデセール

YOUKO2005-06-20

一度は行ってみたい乃木坂のレストラン『フウ』。今回のフェアの表紙を飾るデザートを作ったお店です。
12時ちょっと前に伊勢丹に着きイートインをのぞくと、まだお客さんは一人きり。でもお店の方が「12時過ぎるとすぐにいっぱいになりますよ」というので、そのまま席に着きました。
私がお願いしたのは、やっぱり今回のメイン「キュイジーヌ シュクレ」の3点セットです。運ばれてくると店員さんが丁寧に説明をしてくれて、ちょっとしたレストランでのお食事気分が楽しめます。
左からアボガドとリンゴのムスリーヌ グレープフルーツと12種類のスパイスがけ、つぶした苺に泡立てた柔らかいゼリー ホワイトチョコレートのシャーベット、しょうが風味のフォンダンショコラ ペッパーベリーとチョコアイス乗せ、オレンジとキャロットのクーリとなっています。
アボガドのムースはぎりぎりまでゼラチンを減らしたそうで、アボガドの油分を生かしてムスリーヌに仕立てたそう。クリームのようにとろりとしていますが甘さは控えめで、リンゴ、グレープフルーツの味わいの変化と、不思議なスパイスの香りがポイントとなっています。
鮮やかな赤色に驚かされるつぶした苺はすっきりとした酸味。上の甘いホワイトチョコレートを合わせるといちごミルク風で、メニューの副題にもある「幼少の記憶…」(確かこんな感じの題)。ピスタチオのグリーンもきいています。
フォンダンショコラは暖めてあり、フォークを入れると中心部はとろりとしています。上のアイスが余熱で溶け、冷たいソースになって絡みます。これだけでも濃厚な味が楽しめますが、横のオレンジキャロットのクーリを合わせても、酸味が加わっていける味です。
じっくり楽しんで私が席を立つ頃には、お店の方が最初に言われたとおり、満席になっていました。
遊び心もあって、組み合わせもよく、これはヒット!ますます、お店に行ってみたくなりました。

『パティスリー マリアージュ』の「マリアージュ・ヌッフ」

YOUKO2005-06-19

伊勢丹の『デセール ア ラ モード』は続きます。
茗荷谷の『マリアージュ』では売っていなかったグラスデザートが出ていたので、これも買ってみました。
直径2センチくらい、高さ10センチくらいの細長いグラスに入っていて、9種類のうちの3種類を選んで箱に詰めてもらいます。3つセットで1365円です。
ガラスの器は涼しげで、持ち帰り用のパッケージもお洒落にできていて、なかなかの人気。
私は「ペーシェ ド ビーニュ」と「ポワブル」と「サンテ」という赤っぽいセットにしてもらいました。
「ペーシェ ド ビーニュ」はフランス産の赤桃のゼリー。とてもきれいな赤い色で半分ピュレみたいなゼリーです。日本の桃とは違いちょっとスモモっぽい甘酸っぱい味でした。
「ポワブル」はお店お奨めの赤ピーマンとグランマニエという野菜を使ったムース。ちゃんとピーマン味がしますが、結構甘くグランマニエの香りがよく効いています。
「サンテ」は野菜のゼリーとカボチャプリンの2層仕立てで、上にプチトマトの甘煮がのっています。野菜のさっぱりしてつるんとした食感のゼリーと、カボチャのざらっとしてとろっとしたブリンがおもしろい対比です。
他にもティラミス風のものやフルーツ入りのエルダーフラワーのゼリーなど、ガラスの透明感を生かして横から見て楽しく揃えられていました。
こちらのシェフさんは、もしかしてデザート系の方がお得意なのかな?