雨の『パティスリーマリアージュ』

YOUKO2005-06-10

谷東急フードショーのリニューアルも気になる今日この頃ですが、混雑も落ち着いた頃に行くことにして、小石川に開店した『パティスリーマリアージュ』に行ってみることにしました。ここは丸の内線茗荷谷駅から徒歩5、6分、播磨坂に途中にできたお店です。
道の角地にあり、ヨーロッパのお菓子屋さんの様な外観が目を引きます。広い通り面した側はオープンスペースのカフェになっていて、雨の日ではありましたが、ひさしの下には6、7つのテーブルが出ていました。
ちょうど角に当たる位置が出入口で、左手がケーキのショーケース、右手がマカロンなどショーケース、その向かいに焼き菓子の棚になっています。
外に向かって開いているので広そうに見えましたが、店内はちょっと狭い印象。特に右手の奥にレジがあり、ショーケースと焼き菓子の棚で狭くなっているので、支払いと買い物のお客さん同士ががぶつかりそうになってしまいます。こちらの本店『アトリエ・ド・テテ』もそうだったのですが、ちょっと雑然とした印象を受けました。
ケーキの種類は20種類ほどのようですが、私が行った16時頃には名物のミルフィーユはなく、4〜5種類くらいはあったらしいパンもクロワッサンのみになっていました。
焼き菓子も20種類くらい、中でもマドレーヌはいろいろな種類があり、マロン・カシスや杏・ローズマリーなどおもしろい組み合わせです。
他にもハート形のマカロン3種や、塩味も含め10種類ほどあるクッキーなど小技が効いています。
ここのケーキはデザインの意外性が有名ですが、この日買ったモンブラン(手前)、ジャンジュジャ(右奥)などもちょっと変わった形。同時に、塩気のあるチーズがそのまま入っていたり、飾りの葉がセルフィーユでなく香りの強いタイムだったりと、ありそうで今までなかった組み合わせ。でも、味わいは全体に主張のある濃い重いものなのでたくさんは食べられないかも。
また、雑誌『chuchu』にはカフェで食べられるデザートも出ていたのですが、お店に張られていたメニューには記載がありませんでした。雨も降るし、時間も遅かったので今回は断念しましたが、どなたか食べた方がいらっしゃるでしょうか。
お店のある播磨坂は広い道の中央が遊歩道となっていて、ずっと桜の並木が続いています。立派な木が多く、坂の高低があるので、花の季節にはさぞきれいな眺めだろうと思いました。でもそれはまだ先の話なので、今度お天気のいい日に訪れて、新緑とカフェを楽しみたいと思いました。