広沢寺温泉旅行記

YOUKO2005-06-13

今日はあまりケーキとは関係ない記事です。でも、ちょっとおもしろいミニ旅行だったので旅行記を書いてみました。
広沢寺温泉は、厚木からバスで30分ほどの場所にある、七沢温泉郷のはずれに位置しています。
七沢温泉郷一帯にはアルカリ泉が沸いているそうですが、その中でも一番アルカリ度が強いのが「広沢寺温泉」だそうです。アルカリ泉の特徴は「お肌つるつる」。最近お肌の乾燥を感じていたので、ぶらっと行ってみることにしました。
厚木駅から少し離れた厚木バスセンターが広沢寺方面へのバスの発着所になります。私はバスセンターは駅前にあり5分もあれば乗り換えられると考えていたのですが、乗り場がよくわらなかったことも重なり、1本乗り過ごしてしまいました。
広沢寺に直接行くバスは日に3本ほどしかないので、徒歩10分ほどの離れた国道にある広沢寺入り口経由のバスを使うほうが便利でしょう。こちらは1時間に1〜2本運行しているようです。バスの運転手さんに聞いたところ、広沢寺入り口よりひとつ手前で降りた方が、温泉までも近く道も新しいそうです。
私は入り口でバスを降りてしまったため住宅地を登って行きましたが、道なりに行けば10分ほどで広沢寺の看板があり、そこから少し奥まったところに和風旅館のような立派な入り口が現れます。
受付に常時人がいるわけではないので、インターホンで声をかけて奥から出てきてもらいます。入湯料は一人1時間1000円、他にそば定食付き2時間2500円コースや、猪鍋と休憩3時間付き5000円コースもありました。立ち寄り湯で使えるのは露天風呂だけで、次回半額券ももらえるので、1時間コースでも十分かもしれません。
露天風呂は女性用は洞窟風呂と漆塗り檜風呂、男性用は渓流岩風呂となっています。
洞窟風呂はかまぼこ形のトンネル状ですが、渓流沿いに明かり取りの窓が数カ所ついているのでそれほど狭苦しい感じはありません。また、檜風呂は思ったより大きく(写真 誰もいなかったので撮っちゃいました(^^;))、ゆったりと浸かることができます。
お湯は無色透明ながら噂通り肌がぬるっとする感じで、顔などはすぐにつるつるになっていきます。湯上がりに化粧水をつけなくても、ぜんぜん問題ありませんでした。
ただ、ここの脱衣所は、屋根の下に棚とかごがある位の簡単なものなので(貴重品は別にロッカーがあります)、髪を乾かしたり、お化粧を直したりはあきらめた方がいいかもしれません。それに壁はあまりないので、冬場はかなり寒いかも。
湯上がり所は露天風呂に囲まれた中庭になります。ジュースやビールの自動販売機の他、メニューも置いてあったので、お願いすれば簡単な軽食は取れるのかもしれません。あいにくのお天気でしたが、逆に風が心地よい場所でした。
時間は一応1時間とはなっていますが、出がけに奥に声をかけて勝手に帰っていく感じなので、あまり厳しくはなさそうです。うまく時間を計れば、宿の前からすぐに厚木駅行きのバスに乗ることもできます。
私は時間が合わなかったのでまた国道まで新しいほうの道を下っていったのですが、山の中なのになぜか豚肉を煮るような匂いがただよってきます。
右下を見ると、車が数台止まり、横の黒っぽいお店にみんな入っていきます。興味を覚えて脇道を下っていくと、どうやら人気のラーメン屋兼バーのようです。4時前という中途半端なこの時間なら並ばず入れそうだったので、試しに食べてみることにしました。
看板メニューの「鶏油(ちーゆ)ラーメン」とミニビールを頼んでみたのですが、ラーメンという物はかなり好みの差があるようです。人気のラーメンも私にはビミョーな味わい。でもこれだけ多くの人が来るのだから、好きな人にはたまらない味なのでしょう。それに夜はバーになるお洒落な店の作りと数種類あるデザートもきいているのかも。
その後、バスを待つ間入ったコンビニで、なぜか結構揃っていた丹沢土産いろいろ、すなわち相模地ビールに、ピーナツを使った薬丸印の新名物「いのししプン」と「ハーモニカの街あつぎ」、そして5〜6種類ある丹沢あんぱんまで買って、このショートトリップから帰路についたのでした。
『タダシ・ヤナギ』のケーキも食べたし、う〜ん、結構充実(^_^)v。