『サダハル・アオキ』のダコワーズ
『サダハル・アオキ』に色とりどりのダコワーズが並んでいたので、3種類ほど買ってみました(黒いのは一口サイズのチョコレートのパウンドです)。
色を見ていただければお分かりのように、プラリネ、抹茶、フランボワとなっていて、抹茶とフランボワは生地の中まで鮮やかな緑とピンクになっています。
サンドされているのは、それぞれプラリネクリーム、あんこ、フランボワジャムで、生地は入っているもののせいなのか、微妙に食感が違います。
こちらのお菓子は抹茶を使った物がスペシャリティのようで、ダコワーズも抹茶味が印象的な仕上がりとなっています。生地はふかふかとして口溶けよく、抹茶のほろ苦さが十分に生かされ、餡ととてもよく合っています。
単価が高いのが難ですが、いろんな色を取り混ぜてプレゼントにすれば、華やかで様々な味を楽しめて、相手の方も喜ばれるのではないでしょうか。
『パティスリー・サダハル・アオキ』でお茶を
有楽町の『サダハル・アオキ』でお茶をしてきました。
今回いただいたのは、「エキゾティック」と「マロン・カシスのエクレール」です。
喫茶はお菓子のみ(お茶のみも?)はお断りのようで、何かセットにしなくてはなりません。私は青りんごの香りのするこちらのスペシャル・ティーをお願いしました。
お茶は鉄瓶に入って出てきたのですが、パリでもこういうスタイルなのでしょうか。スペシャルティーは青りんごの香りがお菓子の味をじゃまするのではと思ったのですが、意外にお互いの風味を引き立てあうというか、ブレンドしあうというか、悪くはない組み合わせです。
「エキゾティック」は季節の新作のようで、マンゴーとココナツのタルトにパッションフルーツのシブーストを乗せた物。酸味も穏やかで、甘い香りが南国の夏を思わせるケーキです。
「マロン・カシスのエクレール」は鮮やかなピンクのフォンダンが目をひくエクレアです。フォンダンにはカシスの果肉が入り、中は柔らかなマロンクリームで、ケーキのような味わいのエクレアです。
このお店のケーキは結構大振りなため、何種類も食べることができなくて残念と思っていたのですが、ショーケースを見ると「本日のスペシャリテ」として、一口大にカットされた6種類のケーキが乗ったプレートが用意されていました。内容はその日によって変わるそうですが、いろんなケーキを試してみたい人にはちょうどよいかも。
全体に値段はかなりお高いお店ですが、都心の駅近くと立地がよいことと、夜も比較的遅くまでやっていることを考えると、いろいろ便利に使えそうです。
戦艦大和せんべい
広島・呉にできたばかりの「大和ミュージアム」に行ってきました。
開館の9時ちょうどに行ったにもかかわらず、100メートル以上の長蛇の列。角川で大和の映画が撮られていることもあり、この人気なのでしょうか。
こちらの目玉は1/10スケールで復元された大和の模型です。館内のほぼ中央に置かれ、下から、中間から、上からとあらゆる角度から見ることができます。
そして、もうひとつの名物(?)が「大和せんべい」です。たまたま館員の方が取材を受けているのを聞いたのですが、ここのミュージアムショップはオリジナルの品がほとんどだそう。この「大和せんべい」も駅のキヨスクなどでは扱っていなかったので、入場制限をしているショップに並びゲットしてきました。(でも、ミュージアム横のフェリー乗り場のお土産やさんにも置いてありましたが)。
味は普通の甘いおせんべいですが、見た目のインパクトはかなりあり、お土産としての話題性は充分といえるでしょう。
ちなみに、ミュージアムショップには瓶入りラムネ3本セットもあり、これは大和の館内で作られていたラムネの復刻だそうです。こちらはどこのお土産やさんにもなかったので、重さをいとわなければ、いいお土産になると思います。
しかし、この後行った江田島の旧海軍兵学校(現・海上自衛隊術科学校)の売店には「爆弾まんじゅう(こんな感じの名前でした)」という1つだけ激カラのおまんじゅうの入ったお土産も売っていました。これは…、いいのかなあ…???
宇治で茶だんご
連休を利用して実家・岡山に帰る途中、京都の醍醐と宇治に寄りました。
とてもいいお天気で暑く、醍醐では「醍醐の花見」にちなんで「桜アイス」を、宇治ではアイスグリーンティと茶だんごセットと宇治金時をいただきました。
宇治はいわずとしれた平等院鳳凰堂のあるところ。残念ながら、本尊の阿弥陀如来像は改修中で見ることはできませんでしたが、気持ちのよい宇治川河畔の散策と、平等院の満開の藤棚を楽しむことができました。
平等院の門前は短いながらもお土産やさんが連なり、中でもお何件もの茶屋さんが軒を並べています。そのうちのいくつかは、甘味や茶そばなどの軽食を出しているのですが、連休中ということもあって、有名所は長蛇の列です。
それでもなんとか入れるお店を探し、やっとお目当ての茶だんごセットと宇治金時にありつけました。暑かった日差しもやっと傾いてきた時刻、甘くて爽やかで冷たくて、ほっと一息つける日本の味でした。
スイーツフォレスト〜自由が丘食べある記3
自由が丘に来たからには、やはり『スイーツフォレスト』ははずせないだろうということとなり、連休中の混雑を覚悟しつつ入場してみました。
16時近かったせいか思ったほどのにぎわいではなかったのですが、ケーキを買っても食べる場所が見つかりません。
試しに3階の様子を見に行ったところ、折良くテーブルが空いたので速攻ゲット。荷物番を残して順番にケーキを買いに行きました。
この日は私たちの製菓学校時代の恩師・中川シェフのお店『キャロリーヌ』が出店していて、先生もいらっしゃっているのが見えたのですが、とても忙しそうなので声をかけることができませんでした。
しかし、『キャロリーヌ』のケーキは食べたことがあったので、一番出口よりで「スーパーパティシエ・レビュー」と称して5〜6名のシェフがそれぞれのケーキを提供しているブースから『トシ・ヨロイヅカ』のクレーム・ド・ボワ(写真)を選びました。これは、ピスタチオのブリュレの上に、カリカリのナッツがたっぷりとのったもの。ナッツの香ばしさとピスタチオのまったり感を堪能できます。
私はもう一つくらい食べようかと思ったのですが、みなお腹いっぱいの様子。甘さにも口が飽きてきたので、こっそり「かっぱえびせん」と「浅漬け」をここで食べてしまいました。ちなみに、甘いもの食べ歩きの際には「浅漬け」を携帯しておけば、お腹にもたまらず後味もさっぱりとしてお口直しになりお奨めです。
というわけで、自由が丘食べある記はここで終了。
この後、『オリジーンヌ・カカオ』と『自由が丘ロール屋』(ロールケーキの竿物1種と焼き菓子しか残っていないのに満員でした)でお土産を買い、『モンブラン』を冷やかし、渋谷でベトナム料理を食べて各自家路につきました。
しかし、自由が丘スイーツは辻口さんち巡りをしているみたいですね。お気に入りの『パリ・セヴェイユ』も行きたかったなあ。
デポー39〜自由が丘食べある記2
昨日の続きです。
『マリアージュ・ドゥ・ファリーヌ』を跡にした私たちは、自由が丘の駅方向に移動を始めました。
途中、折角だから『モンサンクレール』にも寄ろうということになったのですが、店の入り口には15メートルほどの長蛇の列。暑いし、交通量の多い道路脇に並ぶのも気が進まなかったので、お隣のアメリカンアンティークの店『デポー39』の喫茶に行くことにしました。
こちらのお店にはいるのは初めてでしたが、お菓子(最近は料理も?)研究家の藤野真紀子さんがお菓子を出していた店として名前はよく知っていました。
入って初めて知ったのですが、4月いっぱいでお店を閉めてしまうとのことで、品物はもうあまりなく、アンティークの扉やトイレの取っ手などにも売約済みの札がつけられていました。
幸いに喫茶はあまり待つことなく入れたのですが、ケーキはシフォンとチーズケーキ、スコーンだけになっていたので、それとレモネードなどをいただきました。私が選んだ紅茶のシフォンケーキは思ったよりボリュームがあり、まだ3個目のケーキだというのにお腹にたまりました。
こぢんまりとしてはいるものの回りを緑で囲まれたテラス席は、風も抜けて気持ちがよく、アメリカンなラフなケーキがよく似合います。これがこの日を最後に閉店とは残念至極…、名残を惜しみつつ、次の目的地に向かいました。
マリアージュ・ドゥ・ファリーヌ〜自由が丘食べある記
製菓学校時代の友人たちと自由が丘スイーツ食べ歩き(食い倒れ?)に行ってきました。
まずは駅から遠いところから攻めようと、辻口シェフの新しいお店『マリアージュ・ドゥ・ファリーヌ』に向かいました。
このお店は「深沢ハウス」というマンションに隣接して建てられていて、すぐそばが駒沢公園という環境抜群の場所にあります。ただ、雑誌などには自由が丘のお店として紹介されていますが、自由が丘駅から歩くと20分強かかります。自由が丘から「サンクスネイチャーバス」(無料らしいです)に乗るのでなければ、都立大駅や駒沢大学駅から歩いた方が近そうです。
さて、こちらは辻口シェフのパンのお店として紹介されることが多いようですが、ケーキも10数種類あります。どれも1辺5〜6㎝ほどの、ちょっと大きめのプティフールくらいのかわいいサイズですが、値段は400円前後とかわいくないかも。
でも、小さなケーキの中にいろいろな素材を組み合わせたり、生地を変えたりと、手は込んでいるようです(でも、クリームパンもどきもあったけど)。
また、贈り物をコンセプトにしたパンもありますが、自分のげんこつより小さなパンが100円以上…。おにぎり味のパンや、お餅とあんの入ったパンなど、おもしろいものもたくさんありますが、値段からするとやっぱりお土産とか特別な場合仕様かな。
その他に駒沢公園が近いこともあってか、買ったパンやケーキを乗せてすぐ食べられるトレーセット(写真)も150円で売られていました。
私たちは、このトレーを持って隣の公園で試食をしましたが、トレーはただの紙なので、チョコなどはシミになってもう一度使うことはためらわれました。デザインは洒落ているので、ちょっと表面をコーディングしてくれるとうれしいんですけどね。