オートミールクッキー
6月に職場で健康診断が行われることになり、我が課は一夜漬けでも健康が一番モードになっています。
私も甘いものを少し控えることにしましたが、やっぱりちょっとつまめるお菓子が欲しくなってしまいます。
そこで、マクロビ風の卵やバターを使わないオートミールクッキーを作ることにしました。参考にしたのは、藤井恵さんの「卵なし、砂糖なしのおやつ」です。
卵や砂糖は使わないものの、甘みはメープルシロップやレーズンで、バターの代わりに少量の菜種油を加えて味を整えています。粉は全粒粉を使い、オートミールもたっぷり入っているので、おなかの調子を整えてもくれそうです。
バターや卵を使わないので、粉類をあわせ、液体をあわせ、それぞれをただ混ぜ合わせるだけと、作り方はともて簡単。
生地は冷蔵庫で30分ほど休ませると落ち着くので、適当に手で丸めて、つぶして天板に並べます。
焼くこと約25分ほどで、適当に焼き色がついたら出来上がり。メープルシロップが入っているので、甘いよい香りがします。
今回作ったものは少々厚くしてしまったため噛むのに力が要りましたが、ざくざくした歯ごたえが心地よく、かみしめるほどに味わい深く後を引くおいしさです。
今度作る時はもうちょっと薄く小ぶりにして、カリカリ感をもっと楽しめるクッキーにしてみようと思いました。
武蔵小金井『オーブンミトン』へ
中央線武蔵小金井駅から徒歩8分、農工大通りをちょっとわきに入った住宅街に、「オーブンミトン」はあります。
以前にも2〜3度ここを訪ねていますが、今回訪れたのは、6/15からお店を休業すると聞いたから。8月には再会するも、店頭販売も、喫茶もなくなるそうなので、こちらのお菓子(特に焼き物系)のファンとしては最後に行っておかねばと思ったからでした。
お店のケーキは小振りなものが18種ほど、焼き菓子は6種、クッキーが3種、シフォン1、パウンド1くらいでしょうか。以前に行ったときより焼き菓子が減ったような気がします。
カットが小さかったり、ちょっと穴があいていたりするお菓子は10円引きになっていたり、ケーキのおいしい食べ方を説明してくれたりと、家庭的な雰囲気です。
店の奥は「レストラン カロティカ」となっっていて、ランチなどのほか、14時30分からは喫茶として「オーブンミトン」のケーキも楽しめます。
こちらのお菓子は、シンプルな構成ながら素材の味を最大限に引き出す作り方をしていて、味わい深いできあがりとなっています。特に生地の味がとてもおいしく感じられます。
8月からの再開に際しては予約販売のみとなりますが、月に1回決まった曜日に取りに行くのはちとしんどいかも。また2〜4種類のお菓子に4200円払うのもちと厳しいかも…。
けれど、お店に並ばなかった商品も味わえるとのことなので、非常に迷うところです。
ちなみに予約販売の予定は月6回、各日15名までとのことなので、申し込むならば早めにしないとなくなってしまそうですね。
「ベーグルK」のベーグル
東急東横店フードショーでアメリカ直輸入のベーグルを買いました。
大振りで少しいびつですが、10種類ほどの魅力的なラインナップとなっていなす。
内容は、マンゴーオレンジ、緑茶、ピーナツバター、プンパニッケル、全粒粉・・・等々です。
卵やバターなどの動物性のものを使わず、ノンコレストロールだそうですが、柔らかめでもちもちとした食感で食べやすいベーグルです。
半分に切ってトーストし、ジャムやクリームチーズを塗ってお召し上がり下さいとありましたが、ちょっと焼くだけで香ばしく甘みもあり、なにもつけなくても十分においしくいただけました。
変わったところでベーグルバーという長方形のベーグルがありました。シリアルバーのベーグル生地版で、ナッツやドライフルーツが多く練り込まれていて歯ごたえと甘みがあります。
私のようにシリアルバーは好きだけど固くて食べられない人は、ベーグルバーを一口サイズに切って食べれば、柔らかくてお勧めです。
代官山「マイ・レバノン」へ
NISSANカルロス・ゴーンさんの奥様の経営するレバノン料理屋さんに行ってきました。
代官山の駅から5分ほど、旧山手通り沿いの地下にお店はあります。
レバノンの写真(よく見るとゴーンさんのスナップもあります)や雑貨、30人分ほどのテーブルが置かれた店内は、中央付近には少しスペースがとられていて、ここがベリーダンスのショーの舞台となります。
事前の情報ではベリーダンスのショーは金曜日と聞いていたのですが、私たちが訪れた水曜日にもやっていました。ただしショーのある日のメニューは5000円のコースのみ。予約時にショーについても、コースについても何の説明もなかったことに少々疑問を感じました。
コースの内容は
- 前菜3種(パセリのサラダ、ひよこ豆のペースト、なすとゴマのペースト)
- ほうれん草のパイ、チーズの春巻き、豆のコロッケ
- チキン&牛肉の細切りハーブ焼きプレート
- コーヒー(頼めばアラビアコーヒーにしてくれます)or紅茶
- デザート(デーツあん入り一口クッキー)
となっていて、これに薄焼きのピタパン(おかわり自由のようです)がつきます。
どれも一口づつのお料理なので男性にはもの足りないかも。
けれどピタパンが思ったよりおなかにたまるのと、ショーの間合いのせいで最後にはかなりの満腹になりました。
お料理はオリーブオイルと穏やかな香辛料の香りが特徴的な、野菜と炭水化物が中心のもの。トルコ料理と似ている感じですが、油・香りともにトルコ料理ほどきつくなく、さっぱりとしています。前菜のサラダやペーストは、ぬくぬくのパンにつけて食べると、アニスの風味のお酒アラクによくあいます。ただメインの肉料理にパンチがなく、細切りにもかかわらず牛肉が固かったのが残念でした。
料理の他、もう一つの呼び物ベリーダンスは、とても肉感的なおねーさん(アメリカ人で旦那さんがレバノン人だそうです)によるもので、最初は「ベリーダンスといってもこんなものか」という踊りが、どんどん激しくなっていく感じでした。途中何人かのお客さんがフロアに引っ張り出されて踊るのもご愛敬。
ただ、ダンスの間は食べる余裕がなく料理が冷めてしまうので、ご注意を。
『トシ・ヨロイズカ』のお持ち帰り2
引き続き『トシ・ヨロイズカ』ドゥミ・セック系(?)ケーキです。
こちらのお店には、生ケーキのショーケースの横に、ほぼ同じ大きさの常温用ケーキのケースが続いていて、ここにはタルトやパウンド系のお菓子やアーモンド形の焼き菓子・アマンドなどが並んでいます。
以前に行った時は生ケーキが中心に買ったのでので、今回は常温系の「シャハウザートルテ」、「ケーゼ」、「アプフェルシュニッテン」の3種類を購入しました。
「シャフハウザートルテ」はタルト生地の中にフルーツケーキの入った珍しいもの、「ケーゼ」はしっとしたスフレタイプのチーズケーキ。「アプフェルシュニッテン」は昔のお菓子屋さんでアップルパイとして売られていたお菓子のような感じです。
昔のアップルパイは、お菓子のクラムにフルーツやナッツ、シロップを混ぜてフィリングにするというリサイクル菓子だったのですが、これもそうなのでしょうか。
でも、クラムとはいえ、元の生地がおいしければ、おいしいお菓子ができるという物。こちらの「アプフェルシュニッテン」は、懐かしくもおいしいひとつのお菓子になっていました。
『トシ・ヨロイズカ』のお持ち帰り
昨日行った『トシ・ヨロイズカ』では3個の生ケーキを買って帰りました。
左端から、シェフのスペシャリティ「ジャン=ピエール」、「ラグーン」、「SAKURA」です。
「ラグーン」はトロピカルフルーツの組み合わせで夏のイメージ、「SAKURA」はいちごソースの入った春のイメージと、季節の移り変わりを感じさせられます。どちらも、なめらかさと軽さが特徴でしょうか。
この2つも美味しかったのですが、一番気に入ったのはやはり「ジャン=ピエール」です。ナッツとチョコは組み合わせの王道中の王道ですが、香ばしく深みがあり、互いを引き立て合っている感じです。
どうも私はこのお店のナッツ、それもピスタチオ系に弱いようです。
『トシ・ヨロイズカ』のデセール
広尾と恵比寿のほぼ中間地点にある『トシ・ヨロイヅカ』に行ってきました。
時間は16時過ぎ、寒く雨の振り出しそうなお天気だったせいか、お店にはお客さんが2〜3人しかいませんでした。
喫茶もすいていたので、ケーキは持ち帰ることにして、喫茶でしか食べられない皿盛りデセールをいただいてみることにしました。
デセールの種類は6種類ほど。持ち帰りにはない苺のミルフィーユ、ベリーのスープ仕立て、プロフィットロール等が小さな黒板に書かれています。
店の右手奥に伸びる喫茶は、カウンターになっており6人ほど座ることができます。カウンターの向こうにはオープンキッチンのように厨房の一部が見えていて、自分が注文したデザートが作られていく様子が見えます。
私がお願いしたのは「ピスタチオのブリュレ バニラアイス添え」。ちょうど鎧塚シェフがいらして目の前で作って下さいました(手元はお酒の瓶で見えずちょっと残念)。作ってくれたシェフを目の前にして食べるのは、ちょっと緊張してしまいますね。
ブリュレは直径20㎝ほどの陶器の菊形に流されています。ブリュレの厚さは1.5㎝ほどと薄く、表面のキャラメルは焼きたてのパリパリです。薄氷のようなキャラメルを割ると、中はきれいなピスタチオ色。スプーンですくって口に入れると、濃厚なピスタチオの香り、まったりとした口当たり、なめらかな口溶けと流れていきます。上にのせられたアイスクリームをからめると、冷たくさらりとしたアングレーズソースのようでとてもいけます。
これは私の中のブリュレランキングで確実に3本指に入るおいしさでした。
でも、直径20㎝はかなりの大きさ。晩ご飯になっても全然お腹が減らない、ボリューム満点のブリュレでした。