『オリオール・バラゲ』のカクテル・ドルス

YOUKO2005-06-18

伊勢丹『デセール ア ラ モード』で『オリオール バラゲ』の「カクテル・ドルス」を買いました。
「SUSHI」をイメージしたという直径3センチほどのプティフールのようなお菓子は、3個で1050円と結構いいお値段です。
種類は12種類で、3個または6個選んで、バラゲの黒い箱に入れてもらいます。店員さんのお話では、白金のお店ではその日のおすすめ3種が自動的に出てきて、今回のように12種類の中から選ぶことはできないそうです。
形はすべてドーム状になっていて、上部は柔らかいガナッシュまたはムース、台はチョコを使ったそれぞれに違った生地を使っているようです。
私はチョコ系で固めようかと思ったのですが、お店の方のおすすめは「彩りよく」だそう。ということで、ビター、マンダリン&ヘーゼルナッツチョコ、ミルクチョコ&フランボワを箱に入れていただきました。
ビターチョコは店員さんお奨め。とてもなめらかなムース風ガナッシュで、ちょっとぷるんとした食感があります。下は大きめのチョコチップ入りのチョコクッキー風 生地にクリームをつけて食べているようで、合わせた方がおいしい 接続部に濃いチョコクリームサンド
マンダリン&ヘーゼルナッツチョコは上下でツートンになっているおもしろいデザイン。マンダリンオレンジを練って食べているように濃く甘酸っぱい柑橘系とナッツ風味のチョコはよく合います。
ミルクチョコ&フランボワはつやつやガナッシュ風ミルクチョコの中に半割の生フランボワーズ。甘酸っぱくミルキーです。
このブースの横にバラゲのフィナンシェやクッキーが売っていたのですが、大きさからいっても、どうもカクテル・ドルスの土台の生地はこれではないでしょうか。
おみやげに全種類買う人もいて、なかなか盛況なようでした。
でも、これ「カクテル・ドス」で、「カクテル・ドス」ではありませんよ〜。お間違えなく(^^;)。

『デセール ア ラ モード』〜新宿伊勢丹

YOUKO2005-06-17

15日から新宿伊勢丹で行われている『デセール ア ラ モード&シャンパーニュフェア』に行ってきました。
新宿伊勢丹のイベントにデザート&シャンパーニュフェアに行ってきました。
日頃あまりレストランに行かない私はちゃんとしたデザートを食べる機会がほとんどないので、これはちょっぴりお得なフェアです。
場所は伊勢丹の地下食品売場のイベントスペース。デザート中心と行っても、チラシ掲載商品以外のケーキがたくさん並んでいます。
とりあえずはイートインでこの日の一皿広尾プティポワンの「マンゴーとパッションのサラダ デリカ風」(1365円)をいただくことにしました。
イベントスペースの中心部に、広めにとられたイートインはコの字状の真っ白なカウンター席で、シェフの作業場所は外からは見えるのですが、客席からは見えません。お客は私一人、サービス側は4人と、ちょっと緊張する配置です。
しばらく待って出てきたのは白いメレンゲとココナツにマンゴーのオレンジが映える、夏らしいお皿です。サービスの方がそれぞれを説明して下さいました。
メレンゲで作られたかわいい枠、パッションフルーツで軽くマリネされたマンゴーの細切り、ココナツのアイス。ピスタチオとパッションの種(お店の方は黒胡椒だと説明していましたが…)がつけられた飴細工、サラダ風と言うことで黒胡椒の粒が散らしてあります。
それぞれの素材そのものがおいしく、組み合わせると甘く冷たく、そこにぴりっと胡椒がきいています。デザートだけあって、これを持ち歩くのは不可能でしょう。お客さんが少ないのはちょっともったいないですね。
他にも『オリオール・バラゲ』の一口菓子「カクテル・ドルス」や先日行った『パティスリー マリアージュ』のグラスデザート「マリアージュ・ヌッフ」など、魅力的なデザートをチョイスしましたが、「マ・パティスリー」に『ル・ジャルダン・ブルー』が出店しているのを発見。
さすがにここでケーキを買っても食べ切れそうにもなかったので、最終日にもう1度来ることを心に決め、急いで帰路につきました。

広沢寺温泉旅行記

YOUKO2005-06-13

今日はあまりケーキとは関係ない記事です。でも、ちょっとおもしろいミニ旅行だったので旅行記を書いてみました。
広沢寺温泉は、厚木からバスで30分ほどの場所にある、七沢温泉郷のはずれに位置しています。
七沢温泉郷一帯にはアルカリ泉が沸いているそうですが、その中でも一番アルカリ度が強いのが「広沢寺温泉」だそうです。アルカリ泉の特徴は「お肌つるつる」。最近お肌の乾燥を感じていたので、ぶらっと行ってみることにしました。
厚木駅から少し離れた厚木バスセンターが広沢寺方面へのバスの発着所になります。私はバスセンターは駅前にあり5分もあれば乗り換えられると考えていたのですが、乗り場がよくわらなかったことも重なり、1本乗り過ごしてしまいました。
広沢寺に直接行くバスは日に3本ほどしかないので、徒歩10分ほどの離れた国道にある広沢寺入り口経由のバスを使うほうが便利でしょう。こちらは1時間に1〜2本運行しているようです。バスの運転手さんに聞いたところ、広沢寺入り口よりひとつ手前で降りた方が、温泉までも近く道も新しいそうです。
私は入り口でバスを降りてしまったため住宅地を登って行きましたが、道なりに行けば10分ほどで広沢寺の看板があり、そこから少し奥まったところに和風旅館のような立派な入り口が現れます。
受付に常時人がいるわけではないので、インターホンで声をかけて奥から出てきてもらいます。入湯料は一人1時間1000円、他にそば定食付き2時間2500円コースや、猪鍋と休憩3時間付き5000円コースもありました。立ち寄り湯で使えるのは露天風呂だけで、次回半額券ももらえるので、1時間コースでも十分かもしれません。
露天風呂は女性用は洞窟風呂と漆塗り檜風呂、男性用は渓流岩風呂となっています。
洞窟風呂はかまぼこ形のトンネル状ですが、渓流沿いに明かり取りの窓が数カ所ついているのでそれほど狭苦しい感じはありません。また、檜風呂は思ったより大きく(写真 誰もいなかったので撮っちゃいました(^^;))、ゆったりと浸かることができます。
お湯は無色透明ながら噂通り肌がぬるっとする感じで、顔などはすぐにつるつるになっていきます。湯上がりに化粧水をつけなくても、ぜんぜん問題ありませんでした。
ただ、ここの脱衣所は、屋根の下に棚とかごがある位の簡単なものなので(貴重品は別にロッカーがあります)、髪を乾かしたり、お化粧を直したりはあきらめた方がいいかもしれません。それに壁はあまりないので、冬場はかなり寒いかも。
湯上がり所は露天風呂に囲まれた中庭になります。ジュースやビールの自動販売機の他、メニューも置いてあったので、お願いすれば簡単な軽食は取れるのかもしれません。あいにくのお天気でしたが、逆に風が心地よい場所でした。
時間は一応1時間とはなっていますが、出がけに奥に声をかけて勝手に帰っていく感じなので、あまり厳しくはなさそうです。うまく時間を計れば、宿の前からすぐに厚木駅行きのバスに乗ることもできます。
私は時間が合わなかったのでまた国道まで新しいほうの道を下っていったのですが、山の中なのになぜか豚肉を煮るような匂いがただよってきます。
右下を見ると、車が数台止まり、横の黒っぽいお店にみんな入っていきます。興味を覚えて脇道を下っていくと、どうやら人気のラーメン屋兼バーのようです。4時前という中途半端なこの時間なら並ばず入れそうだったので、試しに食べてみることにしました。
看板メニューの「鶏油(ちーゆ)ラーメン」とミニビールを頼んでみたのですが、ラーメンという物はかなり好みの差があるようです。人気のラーメンも私にはビミョーな味わい。でもこれだけ多くの人が来るのだから、好きな人にはたまらない味なのでしょう。それに夜はバーになるお洒落な店の作りと数種類あるデザートもきいているのかも。
その後、バスを待つ間入ったコンビニで、なぜか結構揃っていた丹沢土産いろいろ、すなわち相模地ビールに、ピーナツを使った薬丸印の新名物「いのししプン」と「ハーモニカの街あつぎ」、そして5〜6種類ある丹沢あんぱんまで買って、このショートトリップから帰路についたのでした。
『タダシ・ヤナギ』のケーキも食べたし、う〜ん、結構充実(^_^)v。

『タダシ・ヤナギ』で追加のケーキを

YOUKO2005-06-12

厚木から帰る電車が相模大野止まりだったので、もう一度丸井の『タダシ・ヤナギ』に寄ってみました。
行きがけに見たタルト類がおいしそうだったので、それを買おうと思っていたのですが、18時ではタルトはすべて売り切れていました。けれど、ケーキ類は以外に残っていたので、「フルーツショートケーキ」、「ヴァカンス」、「テ・ヴェール」の3点と、マカロンなどの焼き菓子を買って帰ることにしました。
「テ・ヴェール」は丸井限定のケーキで、抹茶クリームに大納言とぎゅうひを使った和風の物。
「ヴァカンス」は赤いベリーに白いココナツと黄色のパッションムースの3層仕立て。
「フルーツショートケーキ」は季節のフルーツを使ったショートケーキ。オレンジと緑の2種類のメロンを使った爽やかな色合いです。
ここのお店の特徴は口溶けのよさ、軽さ、後味のよさの三つでしょうか。
また、ショーケースを見回した時、全体のケーキの彩りが美しく、センスのよい華やかさを感じました。
ケーキの種類は20種くらい、タルト類も5、6種、その他色とりどりのマカロンや一口大のパウンドなど焼き菓子、きれいなピンクのグラデーションカラーのギモーブなど、あれもこれも欲しくなってしまいました。
本店に行ったのは、お店のできたばかりの7年ほど前。そのころは駅前はなにもない空き地のような広場でした。味の印象も、その頃とは違っている気がするのですが、これはお店の味が変わったのか、私が変わったのか…。
ちょっと遠いけれど、また本店まで行ってみたいと思いました。

『ヤナギ・タダシ』、または広沢寺温泉

YOUKO2005-06-11

海老名駅前の丸井で『タダシ・ヤナギ』のケーキを買いました。
正確に言うと、厚木の先にある広沢寺温泉に行く途中、せっかく近くを通るのだからと寄り道をした感じです。
まだ、午前中ということもあり、丸井のお店にはほぼフルラインナップのケーキが並んでいました。本店限定のケーキがあるとは聞いていたのですが、丸井には丸井限定のケーキがあるようです。
これから東丹沢まで行くことを考えて、「パラディ」と「コリゼ」の2点だけを購入しました。スプーンをつけて欲しいと伝えたところ、丁寧にナプキンと一緒にビニール袋に入れて箱にセットしてくれました。
さて、広沢寺温泉は丹沢山系の東端に位置し、厚木からバスで30分ほどの場所にある「強アルカリ」温泉です。周辺をぶらぶらしてケーキを食べて温泉に・・・、と思っていたのですが、あいにく途中から雨が降ってきてしまいました。徒歩30分ほどの弁天様の祠に行こうと思っていたですが、棚田を修復しているおじさんたちから「熊が出る」、「1時間はかかる」と脅されて(?)断念。温泉のある広沢寺の境内で、声明と鈴の音を聴きながら、木陰で雨宿りをしつついただきました。
「パラディ」は以前にもいただいたことがあると思うのですが、バナナとマンゴーと杏の組み合わせ。ホワイトチョコムースにサーモンピンクのチョコをピストレした美しいケーキです。1時間ぐらい持ち歩いたせいでちょっと柔らかくなっていたのですが、それはそれでとろけるような舌触りです。中心入っている杏のフランボワがアクセントです。
「コリゼ」はラム酒風味の生地にクリームをサンドした、一見丸いバターサンドクッキーのようです。けれど、生地はクッキーではなくナッツの入ったしっかりしたケーキで、シロップを吸ってしっとりとしています。ラム酒の風味はそれほど強くなく、ケーキに生クリームをつけて食べているようなシンプルなものでした。
新緑の中で、雨音と声明の流れる中、ひとり食べるケーキもおつなもの?なかなか貴重な体験でした。
その後、広沢寺の洞窟風呂と漆塗りのお風呂に入り、湯上りにビールを飲み、戻りながらラーメンを食べ、薬丸印の新名物「いのししプン」を買って、お肌るつるつになって東京に戻りましたとさ。

雨の『パティスリーマリアージュ』

YOUKO2005-06-10

谷東急フードショーのリニューアルも気になる今日この頃ですが、混雑も落ち着いた頃に行くことにして、小石川に開店した『パティスリーマリアージュ』に行ってみることにしました。ここは丸の内線茗荷谷駅から徒歩5、6分、播磨坂に途中にできたお店です。
道の角地にあり、ヨーロッパのお菓子屋さんの様な外観が目を引きます。広い通り面した側はオープンスペースのカフェになっていて、雨の日ではありましたが、ひさしの下には6、7つのテーブルが出ていました。
ちょうど角に当たる位置が出入口で、左手がケーキのショーケース、右手がマカロンなどショーケース、その向かいに焼き菓子の棚になっています。
外に向かって開いているので広そうに見えましたが、店内はちょっと狭い印象。特に右手の奥にレジがあり、ショーケースと焼き菓子の棚で狭くなっているので、支払いと買い物のお客さん同士ががぶつかりそうになってしまいます。こちらの本店『アトリエ・ド・テテ』もそうだったのですが、ちょっと雑然とした印象を受けました。
ケーキの種類は20種類ほどのようですが、私が行った16時頃には名物のミルフィーユはなく、4〜5種類くらいはあったらしいパンもクロワッサンのみになっていました。
焼き菓子も20種類くらい、中でもマドレーヌはいろいろな種類があり、マロン・カシスや杏・ローズマリーなどおもしろい組み合わせです。
他にもハート形のマカロン3種や、塩味も含め10種類ほどあるクッキーなど小技が効いています。
ここのケーキはデザインの意外性が有名ですが、この日買ったモンブラン(手前)、ジャンジュジャ(右奥)などもちょっと変わった形。同時に、塩気のあるチーズがそのまま入っていたり、飾りの葉がセルフィーユでなく香りの強いタイムだったりと、ありそうで今までなかった組み合わせ。でも、味わいは全体に主張のある濃い重いものなのでたくさんは食べられないかも。
また、雑誌『chuchu』にはカフェで食べられるデザートも出ていたのですが、お店に張られていたメニューには記載がありませんでした。雨も降るし、時間も遅かったので今回は断念しましたが、どなたか食べた方がいらっしゃるでしょうか。
お店のある播磨坂は広い道の中央が遊歩道となっていて、ずっと桜の並木が続いています。立派な木が多く、坂の高低があるので、花の季節にはさぞきれいな眺めだろうと思いました。でもそれはまだ先の話なので、今度お天気のいい日に訪れて、新緑とカフェを楽しみたいと思いました。

焼き菓子@『ル・ププラン』

YOUKO2005-06-08

先日買った『ル・ププラン』の焼き菓子を食べました。
真ん中に写っているのは「ル クール フレーズ」。厚さのあるハート形の焼き菓子で、バターとアーモンドの香り。中心にはドライ苺をコンポートしたグミのような苺が入っていて、ナッツのホロッとした生地によく合います。表面は筋のような焼き模様とピスタチオの緑が効いていてかわいらしく、プレゼント用にひとつ入れてもらうと喜ばれそうです。
マドレーヌ、フィナンシェはともに弾力のあるしっかりした生地です。マドレーヌはきめが細かくカステラのような味わい、フィナンシェは甘く香ばしいバターの香り。どちらも生地に重さがあるので、お茶請けはもちろん、軽食にもいいかも。
形のしっかりしたダコワーズはナッツペーストっぽい濃いプラリネペーストサンド、チョコクッキーは裏にチョコがコーティングされているなど、ひとひねりしたお菓子たち。でも、いずれも生地に存在感があり、基本を感じさせる焼き菓子達でした。